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三多摩地域について

三多摩地域について

 

東京都の西部にある地域で、旧武蔵国多摩郡に由来する。東京都の中では、「都区部」と呼ばれる23区のエリアと、島嶼地域を除いたエリアが三多摩地域に相当し、さらにエリアによって北多摩・南多摩・西多摩に分割される。この三多摩は、近年において一部の自治体で合併があり、現在では26市・3町・1村で構成されている。
なお、この三多摩は「都下」と呼ばれることもあったが、名称のイメージから現在ではほとんど使われない。

 三多摩の特徴は都区部に比較すると、丘陵地域が主体の雑木林や農地による緑地が多いが、オリンピック時期や高度成長期に大型団地や戸建て住宅が丘陵地を切り開いて建設され、人口急増の新興住宅地域となっている。現在、そのエリア内の居住人口は400万人を超し、まだまだその勢いが衰えていないのが特徴である。現在の数値でも、東京都の3分の1、四国4県、静岡県の人口に相当する巨大な人口を要するエリアとなっている。

 居住者の特徴として、旧来から酪農業や林業に従事する住民も多い中、都区部に通勤する膨大な住民の存在がある。他方で、近隣の神奈川県北部や埼玉県南部と合わせて広域多摩地域(TAMA)と名づけられ、電気・電子機械製造業の工場・開発拠点、大学などの教育研究機関が集積しているエリアで就業する住民も増えている。

 三多摩域内の交通手段では、道路も鉄道も都心部から放射状に延びており、道路・鉄道網が縦横に走る都区部と比べ、大きな格差を生んでいる。一般に、三多摩格差と称されている。特に、エリア内では東西方向の交通の便利さに比べ、南北方向の不便さが目立っている。域内の道路整備、鉄道の新設・延伸が政治経済上の大きな課題になってきている。

 また、この三多摩は政治的には自由民権運動において重要な役割を担っており、全国的に活躍した人物を輩出し、三多摩壮士と呼ばれる勇壮な人材を生み出している。その行動や思想は、今の政治家にもその精神が引き継がれている。

将来への夢が広がる素晴らしい地域です。